2008/09/13

業務出張による不在のご案内(定期)

 お客様各位

 いつも誠にお世話になっております。

今月の定期出張は、来る14日朝から24日午前中まで外地勤務となります。
お客様通販および業販受注担当の私(小島)が出張となります。誠にご迷惑をお掛け致しますが当期間中のお問合せはメールにて宜しくお願い申し上げます。
GPUL@hotmail.co.jp )

誠にお手数をお掛けいたしますが、期間中は上記メールアドレスにメールをお願い致します。
なかなか日本語の表示できるPCが少ないため、お返事は24日午後以降になるかと存じますが何卒宜しくお願い申し上げます。

期間中のご注文は通常通りMailでお受けいたします。一般外線番号は不在の為ご了承願います。

出荷は27日PM以降となりますので、併せて何卒宜しくお願い申し上げます。

グランプリアンリミテッド 代表 小島より

2008/09/10

久々に登場 ((短納期GP200))


 現地指定工場から、GP200の出物がありました。英国に嫁入りに行くはずだったのが、急にキャンセルになったとの事です。仕様は今までと変わりませんが、概ねの構成を以下にご説明します。

 (この1台のみです)


1.エンジン

SIL製本年度版GP200ccエンジンです。22mmキャブ+CDI 12V電装です。

2.内部パーツ

タンク・エアボックス・ツールボックスはホワイトに塗られております。

3.デカル類

新製品(弊社ではまだ取り扱っておりませんが)クロムデカルです。

4.ペイントと足回り

つやのあるブラックに足回りオールクローム(フロントフォーク・ハブ・ホイル)と言う、人気の高い組み合わせです。

5.MK4ハンドル

ハンドルの下部にミラー付けニップルが着いたものです。最近逆評価で「ミラー付きのほうが良い」とも言われることがあります。(不要な方はヤスリで削り落とせるので簡単です)

☆ 短納期 ☆

指定工場在庫を意味します。船積み~一ヶ月程度で国内に入ります。

現在船便を立てているところなので、お早めにどうぞ!

☆お問い合わせ☆





2008/09/05

Newリアサスペンションキット製作発表!


 待望のNewリアサスペンションキット、いよいよ近日デビューとなります。


以下にダイジェストとして、今回のキットについてご説明させていただきます。


 <Cat Walk サスペンション>


 一般的には「猫足」と語られることの多い方式です。


普段はやわらかく、大事なときにはガツンと効いてくれる・・・それが本来求められるべき姿です。

猫がすばやく動作しても、決して転ばないところから、猫足と呼ばれるようになりました


⇒国産S社の開発・レースでの実績で有名なYさんは、当時、自宅の庭に入り込んだ野良犬を追いかけているときにこれに気づいたそうです。。。その頃のS社に於けるレース活動において、急激に大きくなったエンジンパワーの対策として、常に路面を捉えられるサスペンション方式は急務であり、意外や意外・・・野良犬を追っている際に「やわらかくしなやか・・・これだ!」と。これをオートバイに応用できないか??(20年以上も前のお話です)


「サス自体はやわらかく、ストロークもあり、常にタイヤと路面とが接している状況を維持し、状況の変化により踏ん張りが必要なときには、しっかり支えてくれるもの。。。」


理想を追えばキリが無いのですが、ランブレッタ特有の構造である


 「タイヤの小ささ」


 「ホイルベースの長さ」 


 「サスストロークの短さ」


 「リア側に加重の寄った構造」


 この4つをうまく応用するには、固いサスペンションはタブーです。ガツガツ跳ねてしまい、結果タイヤと路面の接している度合いが極端に少なくなります。よってコントロールしずらいマシンとなるわけです。


特に欧州のキットは、固くゴツゴツした物が多く、「なぜこれが優秀なサスキットなんだ?」と首をかしげるようなものが少なくありません。加えて価格も首をかしげるようなものばかり。。。です。比較的安価なものは、本当に信じられない昔のレベルのものであり、手を入れていない標準エンジンに対しても、殆ど効果の無いものばかりでした。以前は「欧米人との体重差ではないか?」と思いましたが、それだけでは理解できない程固く、英国の友人達も「マシなサスなんか無いな」と半ば諦めております。それが現実でもあります。そこで今回、別の発想で考えました。


 今回のサスペンションキットの特徴は以下の通りです。


1.スプリングレートをやわらかくし、衝撃吸収と路面への追従性を高めてあります。本当にやわらかくスムーズになります。ゴツゴツ感が消えます。


2.ダンパーにはガス方式を採用し、ダンピングレートの変更(張りとストローク調整)は60段階まで幅を持たせ、路面や乗る状況に合わせ、ユニークに調整することが出来ます。


3.フルアジャスタブルであり、上記と合わせフィットするところを探りやすくしてあります。固さ・ダンパーの強度調節でベストな状態を維持できます。


4.マウント方式を従来の樹脂系から真鍮(ブラス)の「ソリッドマウント方式」へ変更し、横ぶれその他の挙動に対して対応しています。


5.サス長を「ほんの少しだけ変更して」造り、本来のリア側が重いランブレッタの構造をうまく応用し、フロント側にも加重が乗るようにやわらかく造ってあります。走行時にうまくフロントに加重の掛からないスタンダードサスに比べると、確実にフロントタイヤが路面を捉えていることが味わえます。フラフラせずどっしりフロント側に重心がかかり、ハンドリングが落ち着きます。吸い付いているような感じに変化します。


6.アルミキャスト本体となり、従来のサスペンションキットと比べて大幅な軽量化を実現してあります。

強度対策は「従来のランブレッタ用サスの脆弱さを避けた」構造とすることで対策済みです。


<現在テスト中のマシンについて>


1.GP200スタンダードエンジンにKRP3サイレンサーを組んだのみ。キャブレターは22mmのまま。


2.フロント側はディスクブレーキを構成するも、内部サスペンションは標準のまま。


3.エンジンマウントがくたびれ気味・・・。


このような「典型的」な一般ユーザー層の構成状況に併せたマシンにてテストを重ねて熟成して参りました。きっちり効果が出ます。ズバリ自信作です。


☆ 発表と発売に関して ☆


量産に入る前に、最終的な生産と販売網の煮詰めを行っております。価格は前モデルより安価になります。生産メーカーとの強い約束事により、全てのキットには「弊社お客様である証であるシリアル番号管理」がなされます。よってアフターサービスも可能な体制でサポートさせていただきます。


☆ 先行予約受付中 ☆


現在サスペンションキットをご検討のお客様は是非ご一報願います。

詳細をご説明させていただきます。試乗に際しましては仙台に於いてのみ、対応させていただきます。


尚、国内業販(ショップ様への卸売り)に関しましては、現在は保留・・・とさせて頂きます。一本単位での卸は原則として行わない方針です(製造メーカー規約によるため)。最小ロットや仕切り価格を含め、是非お問い合わせください。


 以上、リアサスペンションキットの製作発表とさせて頂きます。

 最終的な発売開始のご案内は、改めて後日行います。何卒宜しくお願い申し上げます。


 グランプリアンリミテッド 代表 小島 より

継続) ビンテージ車両情報

 今週現地から引き合いのあったビンテージ車両達です。

これらは外地にございますが、ご要望を賜りましたら私が作業にて現地を訪れる際に全て試乗検証し、国内に持ち帰った後に、再度整備を済ませてからのお渡しになります。近年、ベース車両の程度の低さ、そして価格の高騰にてなかなか良い車両の確保が難しくなって参りましたが、125-150系を中心に弊社取引先の関係でまだまだ良いマシンがございます。(200系は相場が世界的に統一されてきました。。贋作も増え続けており、本当に難しいです。タマ数だけある某国系はほぼ絶望です)

程度のしっかりしたベース車体から、徐々にお好みの構成に仕上げて・・・等の楽しみが残されている標準モデル・セミスポーツモデル達です。旧車ならではの楽しみ方・旧車の幅を超えたダイナミックなカスタム等々、ランブレッタならでは。。の世界。。。是非選択肢の一つとしてご提案申し上げます。
a) Li 150  標準モデルのLi、色を思い切って変えるとまたイメージが変わります。
b)TV175 憧れのTVモデル・・・本当にタマ数が少なくなりました。

c)LD150 50年代車両、以前は本当に数多く手に入りましたが、コンディションの良い一台にめぐり合うことは極端に難しかった一台です。現在では本当に珍しくなり、このグレードではまず出ない一台です・・・ビンテージ派の方に!


⇒お問い合わせメールは