2010/03/29

新大容量タンク完成です!




ランブレッタの標準タンク、8.5リットル(実質8リットル)しか入れられず、ちょっと物足りない感じでもあります。これは過去から共通のテーマだと思います。世界中のメーカーで多種多様のものが造られ、今日に至ります。ランブレッタ、意外な程、燃費悪いですからね・・・笑

当方も、いくつか試しましたが、特に某南アジアメーカー2社製には泣かされ、双方折角大容量にも関わらず、残ガソリンが半分残った時点などで停止してしまうトラブルや、素材と内部処理の悪さでいくら洗浄してもスラッジが収まらず、おまけに特にステンレス物は材質が今ひとつで、クラックが入りやすい等々、構造および生産クオリティに課題を残したものが多かったように思います。加えて最近はヨーロッパのメーカーもそれらに委託していたり等、ちょっと残念でありました。

今回発表のタンクは、スチール(鉄)製です。しかし、しっかりとしたシートメタル成型にて造ってあり、上記のうちの一つのような古タンクやインド現地向けパーツメーカータンクを切り継ぎしたものではございません。大方今までのトラブルは回避できたと存じます。ツールボックスも使えますからね!



<製品スペック>

a.ガソリン対応容量 12リットル

b.材質 シートメタルスチール成型

c.ツールボックスの継続使用可能

<付属品>

・ロングサイズタンクストラップ(ステンレス製)
・タンクマウントラバーキット
・タンクキャップ

<有償オプション>

・ハイフローガソリンコック

・ご要望の場合、塗装(ホワイト)済みにて納品も可能です。
 耐油のため、ウレタン塗装を施します。

☆現在、提携しているインドメーカーにて出来上がったところですので、詳細あらためて価格面を含めご報告させて頂きます。発売開始は4月の中旬頃の予定です。是非ご期待願います!!!!!!


☆今後、完成順に様々なオリジナルキット製品を発表していきます。乞うご期待!!!!!

 お問い合わせ先

 e-mail gpul@hotmail.co.jp
 お電話 022-286-9880 (不在時留守電-電話番号を録音宜しくです!営業時間13:00-20:00)

2010/03/26

パスファインダーランプKit入荷しました。





クラシカルなランブレッタレーサーなどで有名なLucas製576ランプ、フォグとスポット双方メーカーから直接取り寄せる事が出来るようになりました。現在リプロ品はアジアで生産されており、これらが主にクラッシックカー市場向けとしてヨーロッパへ供給されています。メーカーと交渉の結果、継続して取り扱いが可能となりました。第一回目若干数入荷しております。

スポットランプは正規リプロ品、ラバーもイタリア車では有名なラバーメーカー品のハイグレードキットです。



この古い記事、SX150をベースとしたSタイプですが、当方のキットも準じて灯火コントロールスイッチをLi3型タイプを基本として展開する事になります。英国のキットが、概ねこのランプを造っているメーカーで出している、クルマ用スイッチを基本セットに組み込んでおりますが、ランブレッタにつける場合、折角ですからLi3型でシンプルかつスマートに構成したいものです。



<販売するキットの構成内容>

1.基本キット

・576フォグ/576スポット 各1個
・ラバーマウントキット 左右  各1個

2.オプションスイッチキット

a)イノチェンティランブレッタ用ケーブル式ブレーキ対応

・Li3型スイッチレバーサポート(ケーブル式ブレーキ用)
・Li3型コントロールスイッチ

b)イノチェンティランブレッタ用油圧ディスクブレーキ対応

・Li3型スイッチレバーサポート(油圧ディスクブレーキ用)
・Li3型コントロールスイッチ

c)SIL ランブレッタGP用ケーブル式ブレーキ対応

・Li3型スイッチレバーサポートGPサイズ(ケーブル式ブレーキ用/GP後期タイプ)
・Li3型コントロールスイッチ

d)SIL ランブレッタGP用油圧ディスクブレーキ対応

・Li3型スイッチレバーサポートGPサイズ(油圧ブレーキ用/GP後期タイプ)
・Li3型コントロールスイッチ

☆一般的にランブレッタ専用と思われておりますが、ベスパGS/SSなどにも普通に装着されていたキットですので、ベスパの方々も是非ご検討ください!

今週/来週にデモ車に取り付けた様子で詳細を再度ご報告いたします。

お問い合わせは以下までどうぞ。

gpul@hotmail.co.jp
022-286-9880(13時以降にお願いいたします。不在時は留守電お願いします)

2010/03/25

お知らせです(近況と今シーズン)

 いよいよ春らしくなる季節ですが、如何お過ごしですか?

ここ2年ほど、大した活動が出来ずにおりましたが、特に昨年の後半から今年にかけて、新しいチームメンバー達と様々な準備をしておりました。以下ご一読願います。

1.新製品開発と発表にむけて


自社の状況の整理などの合間に、新しいチームメンバー達と様々な試作を行い、今後継続したキット製品の発表を行える形となりました。各々の得意分野にて、地味ながらもコツコツとこのスタンスを崩さず継続していく事になりますのであらためて宜しくお願い申し上げます。インターネットを始め、情報が氾濫し、派手な事をアピールする傾向にあるご時世ですが、やはり乗り物ですから、それは恥ずかしい結果を生むだけのように思います。現在仙台で2名、海外で4名のチームで活動しているわけですが、この沈黙を続けていた間にも、多くのお客様と旧くからの仲間達に支えられて何とか継続させていただいております。そして、今シーズン、その成果を発表する時が来た様に思います。規模も生産数も少ない小ロット製品ばかりになりますが、それぞれ熟成を重ねたキットとなります。



☆外人メンバー達とPCを繋ぎ、開発の打ち合わせをしている様子です。
カッコつけて内容にはボカシを入れさせていただきました。笑

また、現在までどうしてもある層のランブレッタマニアの方々に偏った仕事をこなしてきましたが、私自身再度考え直した結論もございます。ランブレッタをもっと楽しんで頂くと言う原点に立ち帰ったようなキットも今後増える事になります。カッコいいもの、便利なもの、そんな着けて楽しいものをどんどん送り出して行くことになります。

 今週末辺りから、随時発表して行きますので、ご期待ください。

2.あたらしいチームとホームページについて

グランプリアンリミテッドとして活動してきた事が海を渡り、その活動の拠点としてタイにて多くのテストや試作を施してきた経緯もあり、「新しいチーム名」としての総括的なホームページを近日スタートいたします。仕事の関係上需要の多いタイ語もしくは英語の商用サイトとして立ち上がりますが、日本と英国は継続して私の仕事でもあるので、日本の皆様にも判り易くサイトを構成することにて先ずは対処させて頂きたく考えております。問い合わせ、質問などが判り易く出来るような構成になりますので、是非宜しくお願い申し上げます。

3.方向性


この数年、とても大きな違和感を感じていました。

それは、GPをチューンされるハードコア層のお客様と、ランブレッタ自体が好きで、新旧楽しまれているお客様との間のギャップです。そして意外なまで、その二つのお客様たちの間の溝は深く、益々その距離は広がる一方にあったのだと思います。それはとても悲しい現実であり、ランブレッタを楽しむという事自体が薄れていくような印象を受けておりました。これをポイントとした方向性を前面に押し出して行こうと考えています。ランブレッタのカスタムやチューンと言うカテゴライズされたことではなく、乗り易く楽しいマシンにモダナイズしていくということ、この原点に立ち返り、肩の力を抜いた楽しいモダンなランブレッタと言う方向により一層向かって行きます。そして、是非ご意見を頂きたいです。今年は可能な限り自分のマシンで皆様とお会いする機会を増やす予定でおります。是非一緒に走りましょう!

以上、これからのシーズン到来に向けて、ビシっと活動させて頂きたく存じます。

 何卒宜しくお願い申し上げます。

 2010.2.25

 グランプリアンリミテッド 代表 小島 義博
 gpul@hotmail.co.jp