2010/04/08

新製品製作状況報告



いつも誠にお世話になっております!

今年可能な限り試作してきたキット類を製品として発表すべく、仲間皆で力を合わせて頑張っているところです。インド、タイ、ベトナムの仲間達が各々造ったもの、そしてそれらを組み合わせたものなどが形になってきています。そんな状況を本日はお知らせさせて頂きたいと思います。

為替マジック、そして高水準の技術的進歩、併せてヨーロッパメーカーの下請けなどを経験してきた皆なのですが、こう言うものが造れないか?といったリクエストに少数でもチャレンジしてくれます。この辺りは先進国では難しくなっている今日、アジアの仲間達と積み上げてきた結果が出つつあるなぁーと思っています。本日ご紹介させて頂きますのは、結果ほかの製品と組み合わせて製品として送り出す予定ですが、完成度が高かったため、嬉しくて発表することにしました。

<<S1ハンドル&ホーンカバーキット>>



現在、マシンとしてS1を試作しております。間も無く当方製S1が完成予定です。
ご存知の通り、インドAPI社経由である程度の数のS1がインド国内にも存在します。そんな彼らの経験を元に、S1をラインナップに加えるべく現在手掛けています。

構成パーツとしてハンドルバーとホーンカバーのキットです。完成いたしました。
当面車両を造る際に使用する見込みですが、需要が多ければキットとして販売する事も視野に入れております。S2からS1へルックスを変更できます。型はオリジナルのS1から取り、新規作成したものですのできっとご満足いただけると存じます。ある意味APIやSILのメーカーパーツよりも出来が良い感じです。ここ一年ばかり一緒に仕事をしている旧車スペシャリストのインド人に依頼して出来上がった品です。

細かい部品はヨーロッパメーカー向けに輸出されているベトナム製造工場のものを使用しています。左右のサポートやレバーはAPI社の下請けメーカーさんに造ってもらっているいわば再生産品です。

<<Smithsメーターキット>>



英国にて販売されているSmithsリプロ品がインドの下請けさんの品だとわかり、上記のインド会社に依頼して、ランブレッタ用の駆動ケーブルを造り・・・そして。。。勘の良い方はお判りだと思いますが、SX用のレーシングハンドルキットを現在造っています(豪華なキットになります。乞うご期待!)。



このメーター、スクーターサイズにはバッチリの3インチ版で、S2のハンドルにもマッチ致します。本当に美しいメーターですよ!SX200RというSXの再生新車を先般スタートさせましたが、それらのオプションとしてラインナップに加える予定です。120km/h(通常版)と160km/h(フルチューン版)の2タイプを用意しています。メーター針の移動距離が大きいので、走っているとき見てて楽しい気分になれます。TV/SXなどをスポーティに仕上げたい方には最適のキットになります。メーターキット単体(メーター本体およびランブレッタ専用ケーブルのセット品)としての販売も需要が多ければ対応しようと思っています。早速少数ロットですが仙台に向かっているところです。

<<パスファインダーランプキット経過ご報告>>



早速当方サンプル車(イノチェンティSX150-頑張れ!と激励と共にお客様から無償で頂いた宝物です!絶対に手放しません!)に取り付けを施し、メーカー提供物で不足のものを改善対策しております。かなりのハイグレードに仕上がってますので、ご満足いただけると思います。どんなモデルにも似合うカッコいいキットですねー。近日価格を含めてYahooなどにて発表させて頂きます。


以上、新しい製品3つの製作状況および内容のご報告でした。

今年はカッコ良くて楽しいキットをじゃんじゃん造って行きたいと思いますので、是非宜しくお願い申し上げます!


<<お問い合わせ>>

メール/ gpul@hotmail.co.jp

電話(留守電ヨロシクです!)/ 022-286-9880

2010/04/03

英国便り(友達のご紹介です)




スクーターやその他諸々で親しくしている英国人、スティーブの兄弟(双子です)のダニーが向こうで服屋を始めました。現地ではある種の層に人気のあるスクーター文化ですが、60年代以降いろいろなサブカルチャーと共存して今に至っていると思います。強いて言えば、スクーターという共通文化の中で、様々なスタイルつまり「族」が共存しているともいえます。私の若い頃英国ではモッズリバイバルからスキンヘッドリバイバルとハードコアパンクなどが合体して相互のカルチャーがクロスオーバーしている「スクーターボーイズ現象」が起き、現在まで継続している格好になっているわけです。スクーターにのめり込む層は、モッズやスキンヘッドだけではないと言う事なのですが。グループ(族)ではなく「層」なのですね。判り図らいですが。

 ダニーのショップサイトはこちらです。

 http://www.nosurrendercasualwear.com
(上記タイトルをクリックしてもOKです)

 No Surrender Casualwear..

勇ましい名前です。これはどんなクラブや代表のフラッグに書き込まれている文言「No Surrender」すなわち「決して降伏しない」。。。と言うことなのですが。英国の皆さんが試合後も「決して降伏しない」のは世界的に有名でもありますが(笑)


ダニーより皆さんへ






Hello you slanty eyed warriors welcome to the english terrace. lay your samari's down and make your keys count. no surrender. :D
(ノリだけ味わってくださいw)


ダニーの意図するものは、フットボールカジュアルズ、最も英国的で最後の純粋なサブカルチャーと言われるものです。サッカーのギャングと言えば70年代以降のスキンヘッド、ブーツボーイなどが判り易く世界中に普及致しましたが、主に北部を中心に(一部東部ロンドンなどを除いて)、特に70年代の終わりごろから広まったものです。代表的なのはスニーカー文化、ヨーロピアンブランド(もしくはそのコピー)などが挙げられますが、CL(チャンピオンズリーグ)などでヨーロッパに出かけた際に、英国のサポーターが一番汚くて「ダサ」く、イタリアやフランスのサポーターから嘲笑の的だった事に根を持った跳ね返り文化ともいえます。遠征の記念に英国では手に入らないスニーカーやスポーツカジュアルウエアを買って戻り、それが次第に普及して、地域ごとに特色が出来て行ったそうです。有名なのはリバプールのアディダス文化などですね。


 このサイト、Tシャツから少しづつスタートしています。

そしてLinkにはその筋のサイトが沢山ありますので、そんな意味も含め、是非一度ご確認してみてください。

以上、ご紹介でした。

<お問い合わせ>

gpul@hotmail.co.jp
022-286-9880