2009/09/24
SX200 Revolution 発表!
待望のSX200、いよいよリリースとなります。
メインサイトにも記載させて頂きましたが、京都のお客様の絶大なサポートにより、いよいよ産声を上げました。本当に造るのか?造れるのか?と下馬評は色々ありましたが、実際のところ体制やら準備をする上で、現在豊富な知識と確実な技量で旧車をビルドアップしている南アジアファクトリーとの取り組みが大きかったです。可能な限り現行の改善パーツを用い、2009年版のSX200、今年からの取り組みのスローガンとして「東洋革命」などと少々重たいテーマでスタートした新生グランプリアンリミテッドでしたが、それを記念して、かつ大胆にもモデル名を SX200ReVolution とさせて頂きました。この新型モデルは、お客様の絶大なサポートと、当方/アジアの仲間達の友情で生まれたものです。アジアから最高のマシンを・・・の目標に一歩近づけたかと思っております。
以下に構成およびスペックをご説明させて頂きます。
1.フレーム
イノチェンテイ製S3フレーム、コンディションの極上のものをチョイスし、南アジアファクトリーで当時から所有する「フレーム修正機」にて加熱修正し、ベストコンディションに維持します。その後「剥離槽に一定時間漬け込み完全剥離」を行ったあと、ブラスト処理を施し、再度「防錆処理槽」に漬け込み、下地を塗り・・・と手を掛けて土台造りを致します。当方南アジアファクトリー製のS2/S3の各パネル間の隙間とクリアランスをじっくりご確認ください。きっちり継ぎ目が歪みなく接続構成されます。
2.ボデイパネル類
現在リプロダクションとして一般に販売されているものを使います。すべて新品です。リプロダクション工場から届いたもの(生スチール状態)のものを、南アジアファクトリーが当時から持つ「熱処理矯正治具」にて正しい形状にすべて微修正し、完全な形にしたうえで上記フレーム同様下処理をした上でペイントされます。
3.ペイントワーク
航空機スケールモデルを生産する精密塗装工場にて、じっくり塗ります。これはランブレッタの各パーツが実情としてすべてサイズが小さく、一般の自動車などを塗装しているところではラフに塗られてしまうからです。(補/当塗装外注工場はカスタムペイントまで対応可能です)
4.エンジン
定評のある最新の純正GP200ccエンジンを用いています。
5.新型「油圧」インボードディスクブレーキ標準構成
新型の油圧インボードディスク装置を標準構成しています。従来の歪んだ中古や再生産機械式の全く効かないものは完全に考慮せず、この新しい装置を採用しています。内蔵されるディスクローターも熱放射効率の良い穴の開いたベンチレーテッドタイプを採用し、ブレーキとして使える事を前提としております。テストしてみた感じでは十分にOKです。写真の通り新型は機械式同様に(i)キャップをダミーで構成しており、一見すると機械式に見えるルックスの良さです。従来の油圧コンバージョンタイプとは内蔵されるキャリパーが新設計であることに起因しています。
6.スターリング製 ステンレスチャンバー標準装備
昨年採用して、GP200エンジンと相性バッチリで評判の一気に上がったスターリングチャンバーを標準装備しています。これによりパフォーマンスレベルでは標準版GP200よりワンランク上の走りを見せます。サウンドも魅力的です。
7.CDI 12V電装
CDI12Vシステムの「バッテリー」搭載タイプになります。
☆以上が主なスペックです☆
-ご注文方法-
お好みのカラーリングをお申し付けください。また上記構成についてご希望がある場合も同様です。きまった色・決まったカラーリングを標準で持つのではなく、ご希望の色にペイントして造ります。(同様に60年代オリジナルカラーでも対応できます)最初からオーダーメイドです。世界で一台のあなただけのマシンを造る感覚でお願い致します。
-価格-
*上記標準構成にて 750,000円(税込み/配送別)とさせて頂きます。
配送は実費にて外注対応させて頂きます。ご要望をお聞かせください。
*特殊なペイント、および塗り方など、一部追加金額が発生する場合があります。是非お問い合わせください。
*各オプション対応、構造的に無理な物・危険な物はお断りすることがあります。
以上、新モデルの発表でした。
今後継続してご報告申し上げます!何卒宜しくお願い申し上げます!!!
お問い合わせ ⇒ info@lambrettagrandprix.com