2010/04/03

英国便り(友達のご紹介です)




スクーターやその他諸々で親しくしている英国人、スティーブの兄弟(双子です)のダニーが向こうで服屋を始めました。現地ではある種の層に人気のあるスクーター文化ですが、60年代以降いろいろなサブカルチャーと共存して今に至っていると思います。強いて言えば、スクーターという共通文化の中で、様々なスタイルつまり「族」が共存しているともいえます。私の若い頃英国ではモッズリバイバルからスキンヘッドリバイバルとハードコアパンクなどが合体して相互のカルチャーがクロスオーバーしている「スクーターボーイズ現象」が起き、現在まで継続している格好になっているわけです。スクーターにのめり込む層は、モッズやスキンヘッドだけではないと言う事なのですが。グループ(族)ではなく「層」なのですね。判り図らいですが。

 ダニーのショップサイトはこちらです。

 http://www.nosurrendercasualwear.com
(上記タイトルをクリックしてもOKです)

 No Surrender Casualwear..

勇ましい名前です。これはどんなクラブや代表のフラッグに書き込まれている文言「No Surrender」すなわち「決して降伏しない」。。。と言うことなのですが。英国の皆さんが試合後も「決して降伏しない」のは世界的に有名でもありますが(笑)


ダニーより皆さんへ






Hello you slanty eyed warriors welcome to the english terrace. lay your samari's down and make your keys count. no surrender. :D
(ノリだけ味わってくださいw)


ダニーの意図するものは、フットボールカジュアルズ、最も英国的で最後の純粋なサブカルチャーと言われるものです。サッカーのギャングと言えば70年代以降のスキンヘッド、ブーツボーイなどが判り易く世界中に普及致しましたが、主に北部を中心に(一部東部ロンドンなどを除いて)、特に70年代の終わりごろから広まったものです。代表的なのはスニーカー文化、ヨーロピアンブランド(もしくはそのコピー)などが挙げられますが、CL(チャンピオンズリーグ)などでヨーロッパに出かけた際に、英国のサポーターが一番汚くて「ダサ」く、イタリアやフランスのサポーターから嘲笑の的だった事に根を持った跳ね返り文化ともいえます。遠征の記念に英国では手に入らないスニーカーやスポーツカジュアルウエアを買って戻り、それが次第に普及して、地域ごとに特色が出来て行ったそうです。有名なのはリバプールのアディダス文化などですね。


 このサイト、Tシャツから少しづつスタートしています。

そしてLinkにはその筋のサイトが沢山ありますので、そんな意味も含め、是非一度ご確認してみてください。

以上、ご紹介でした。

<お問い合わせ>

gpul@hotmail.co.jp
022-286-9880