




ランブレッタをメインに活動しておりますが、正直今までのスクーター生活の中で、ベスパにも多数乗りました。結果としてランブレッタに絞りこんだのが23の時で、それまで結構買っては売り・・を続け、高価なモデルから安価なモデルまで、様々なモデルに乗ってきたのも事実です。ランブレッタとベスパ双方所有していた時期さえあります。よく、ランブレッタとベスパどっちが優秀ですか?と聞かれることがありますが、今ははっきり言えます。「同じジャンル(スクーター)の全く別の乗り物」だと思っています。この仕事になってからは特にお互いの良いところ・良くない所が自分なりに見えてきたような気がしています。そしてベスパも好きです。両方好きなんですよね(笑)
私なりに思うことがありまして、ベスパは60年代の後半から著しく変化があったと思います。ロータリーバルブ式のGLやVBBという60年代前半のモデルも存在しますが、結果スプリント・Super・ラリーあたりからのベスパはデザイン・機能双方モダンになっていったように思います。(SSもその中に挙げられますが、エンジンタイプが別なので省いて考えます)
東南アジアで活動するようになってから、私自身の再発見として、「うわーかっこいいなぁ」とじっくり見入ってしまったのが、実はSuperなのです。殆どのSuperは実際のところ、殆どの車両が原型を留めていることが少なく、ちょっとがっかりするレストア車両ばかり見ることが多いのですが、以前某古代遺跡都市で現地の若者がノンレストアのSuperに二人乗りをして学校へ急ぐ様子を見て、その光景がとても美しく、見とれてしまっておりました。ヤレ具合・二人乗りをした時の沈み具合・・そして現役できっちり走っているその姿。本当に今でも尊敬するビンテーシスクーター界最大の偉人であるUさんが昔自費出版をしていたミニコミ誌のような表現になってしまいましたが(笑-同世代ならば即わかりますよね?)、本当に再発見でした。生まれて初めて触ったビンテージベスパも親友の所有していた同じくSuperであったこともあり、ちょっと想い出のモデルでもあります。生まれて初めて自分が預かって修理したマシンでもあるわけです。かなり昔のお話ですが・・・ VBBとは違った一回り大きいボデイ、70年代へ向かう頃の近未来的なデザインでの微妙なバランス、そして実は結構普通に走れる旧車という点がとても面白い一台だなぁと思っています。
そんなことで、普段ヨーロッパ向けにランブレッタの発掘をやっている現地の輸出屋さんに、面白いSuperがあったら是非紹介して・・・と話していたら、ころりと面白いものが出てきたわけです。完全に近いオリジナルを保った車両です。塗装が大分剥がれてはいますが、各パネルやボディの状態も良く、納屋出しの汚れた状態ではありますが、これ、磨いただけでも面白そうですし、レストアするならば手間がかからないだろうなぁ~と思われます。スペアパーツは世界中で容易に手に入ります。
1966年バージョンのSuper150です。DLのターコイズにも似た色目、最後の8インチ車両。バッヂ類やその他もしっかり残っていて旧車好きの方ならば楽しめる一台だと思います。これは上記の輸出屋さんの倉庫にあります。興味のある方は是非ご連絡を下さい。ランブレッタ同様日本に持って来れます。この時代のモデル、なかなか注目されていませんでしたが、面白いと思いますよ!本当は私も欲しいです(笑)
info@lambrettagrandprix.com まで宜しくお願いします。